水辺のバカンスはなにも夏限定ではありません。特に、世界を自由に旅するあなたなら、東京がどんなに涼しくなろうと、ちょっと飛行機に乗れば、どこかで常夏の地が待っていることぐらいご存知のはず。この夏散々ビーチで遊んだ人も、結局海も見ずに過ぎてしまったという人も、これから出かけるなら、モルジブを中心とした人気の旅先で、水面の上に造られたバンガローで贅沢な滞在を楽しんで。
Gili Lankanfushi
モルジブ|ランカンフシ
北マレ環礁の私有島から、太陽光線のように海へと張り出した「ギリ・ランカンフシ」の水上ヴィラ。高級家具やハイテク設備が整っているのは当然ながら、必要なものがあれば、いかだを自在に操り母屋とヴィラを行き来するスタッフにリクエスト。特上のステイを楽しむなら、”プライベート・リザーヴ”を予約しましょう。5つの建物からなるこの豪華なヴィラには、専用スパ、ワイン貯蔵庫、フルキッチンと専用執事が付き、海岸から500mも離れたロマンチックな空間で、まるで無人島に来たような(⁉︎)体験が楽しめます。
Four Seasons Resort Bora Bora
タヒチ|ボラボラ
「フォーシーズンズ・リゾート・ボラボラ」という名を聞けば、そのクオリティの高さは簡単に想像できるはず。100数棟のバンガローはそれぞれ背の高い支柱に支えられ、穏やかで温かい南太平洋のラグーンの水面にまるで浮かぶかのようにして造られています。お子様連れでも歓迎してくれるということだから、あなたの状況に合わせて滞在を検討しましょう。
Como Cocoa Island
モルジブ|南マレ
インド洋の真っさらな砂浜から飛び出た、「コモ・ココアアイランド」の水上スイートやヴィラは、”ドニス”と呼ばれる伝統的なモルジブの漁業用ボートがインスピレーションとなっているそう。ヴィラの裏手にある階段を降りれば、透き通る常夏の海の中。大きなフレンチ窓からは、ベッドに寝そべったままでも、遠くまで広がる海を眺めることができます。
Thatch Caye Resort
ベリーズ|ダングリーガ
水上の贅沢ステイは、なにもモルジブや南太平洋特有のものではありません。その良い例となっているのは、中央アメリカの国、ベリーズの「サッチ・ケイ・リゾート」。穏やかなカリブ海に面したこのリゾートは、シュノーケリングやダイビング、カヤックなど、海のアクティビティを思いっきり楽しみたい人にぜひ訪れてもらいたい一軒です。
Hotel Palafitte
スイス|ヌーシャテル
一方、陸地に囲まれたスイスでも、水上ステイが楽しめる場所があるんです。それは、ジュラ山脈の麓にある湖畔に佇む「ホテル・パラフィット」。湖の向こうにはアルプスの見事な景色が広がっています。客室では、未来的なガラスの床から水の中を覗いたり、暖かい季節にはバルコニーからはしごを降りて、美しい淡水の中でひと泳ぎ。
Park Hyatt Maldives Hadahaa
モルジブ|北フバドゥ
ご存知「パークハイアット」の手にかかれば、どんなに夢のようなデザインも、実現できそうです。例えば、小さなプライベートアイランドにある、絵画のように見事な弧を描いた”アクア・ヴィラ”。気ままにラグーンの浅瀬に飛び込める、映画にでも出てきそうな造りで、もちろん、ヴィラにはそれぞれ上品なデザインと、文句の付け所ないサービスが整っています。
Vivanta By Taj Coral Reef
モルジブ|北マレ
インド拠点の高級ホテルグループ、タージも、デザインコンシャスな「ヴィヴァンタ・バイ・タージ・コーラルリーフ」で、モルジブらしい空間を演出。60数棟ある藁葺き屋根のヴィラは、もちろんそれぞれ水中へと続くはしご付き。目を覚ましたらベッドの中でストレッチして、浅いラグーンに飛び込めば、これ以上にない目覚まし体験になりそうです。
Rosewood Mayakoba
メキシコ|プラヤデルカルメン
「ローズウッド・マヤコバ」は、メキシコのホテルの中でも特に評判の高い一軒だけれど、近年増設された”オーバーウォーター・ラグーン・スイート”のおかげで、人気は更にアップ!すでにビーチサイドのホテルとして成功していたこのホテル、これからは水上でも自慢のサービスを提供してくれることになります。
Six Senses Ninh Van Bay
ベトナム|ニャチャン
賑やかなニャチャンの湾向かい、緑豊かな半島に、ひっそりと佇むのは、ご存知「シックス・センシズ」の上品なヴィラ群。ここのヴィラは支柱ではなく、岩の上にしっかりと造り備えてありますが、ベッドルームから水の中へと移動するのは、ほんの数歩と簡単です。
Six Senses Laamu
モルジブ|ラムー
そんな、品あるリゾート造りに長けた「シックス・センシズ」と、大好きなモルジブを掛けたら、楽園の中の楽園とでもいうべきスポットを期待して当然。サーフィンにシュノーケリングまで、ウォータースポーツを思い切り楽しめるのはもちろん、インストラクターのほかに専属海洋生物学者までいるから、ビーチバケーション中でもちょっと知性アップが測れそう。