ニューヨークの歴史は、アメリカの歴史同様、新しい人生と繁盛を求めてここにやって来た移民たちによって紡がれてきたもの。近日この世を去ったアンソニー・ボーデイン氏を偲んで、今回はTablet Hotelsが拠点を置くニューヨークの、幅広く雑多な文化を、彼に習って“郷土食”を通して見つめてみたいと思います。
ニューヨークの歴史は、アメリカの歴史同様、新しい人生と繁盛を求めてここにやって来た移民たちによって紡がれてきたもの。近日この世を去ったアンソニー・ボーデイン氏を偲んで、今回はTablet Hotelsが拠点を置くニューヨークの、幅広く雑多な文化を、彼に習って“郷土食”を通して見つめてみたいと思います。
ホテルシーンにこれまでにないスタイルが登場することは、めったにありません。けれども若者のあいだでアイデアが広がれば、それが世のなか全体に広がるのもあっという間。
今ホテルの流行を語るにあたり、ビジュアル面だけに目を向けていては、もっと中枢的な変化を見逃してしまいます。近頃特に魅力を光らせているのは、ソーシャルな要素を持ち、周りの環境に対してとってもオープンなスタンスを構えるホテル。これまで以上に地域性・コミュニティ性を大切に反映したスタイルを目指すホテルが人気を博しています。
もともと異なる目的で使われていた既存の建物を再利用して生まれたホテルには、普通ではなかなかできない新鮮な構造的コントラストがあるもの。今回は、刑務所、工場、消防署、神学校など、様々な過去を持った魅力的なホテル8軒をご紹介。