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ヨーロッパを気取りに、モントリオールへ

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ジャック=カルティエ広場(写真提供:Tourisme Montréal/S. Poulin)

候が冬から春、そして夏へと変化すると共に気分がワクワクし出すのは、万国共通の感覚かもしれません。でも、北米で最もヨーロピアンな街として知られるモントリオールは、毎年深い寒さを抜け出すこの時期、他になくエキサイティングな場所へと変化します。ボストンと同じぐらい長い歴史と、ニューヨークに負けない上品さを兼ね備え、ニューオリンズ同様自由気ままで賑やかで、ポートランドのような革新的なカルチャーも存在する街。しかも、フランス語・英語のバイリンガルの街なんて、憧れちゃうじゃないですか。

今回はモントリオールのお気に入りホテルの中から、特にイチオシのタブレット・プラス提携ホテルに集中してご案内。せっかくなら、プラスメンバー専用の客室無料アップグレードほかスペシャルな特典を楽しみながら、おしゃれなモントリオール訪問をますます素敵に満喫しましょ。

Montreal

オールド・モントリオール(旧市街)の街並み

歴史&文化

ファースト・ネーションの歴史を辿れば数千年も遡ることになりますが、この街の形成に至っては、始まりとなったのは16世紀初期~中期。ニューフランスの後援により、カルティエがセントローレンス・イロコイ族に出会ったのがきっかけと言えましょう。フランス人植民者は川に浮かぶ島の街をヴィル・マリーと呼び、オールド・モントリオール(旧市街)とその周辺は今も同じ名前で呼ばれています。が、モントリオールという街の名前は、ここにある三つの峰を持つ丘マウント・ロワイヤルから来ていると信じる人が多いよう。パリ条約によりイギリスに権利が引き渡されると、毛皮の取引に期待した貿易商や英国王党派が一気に訪れ、この街に今でも続くフランコ=アングロの、時に緊張感溢れる文化・言語共存が始まりました。

政治的な緊張感と工業的成長、禁酒法時代の“罪深き街”名残のビジネス、世界大戦、そして北米におけるフランス文化の首都としての自覚から生まれた、分離主義思考など、様々な状況を乗り越え、現在の形でモントリオールが都市として認めらるようになったのは1832年。最近では関連地方自治体と島を分かち合い、どうしてかインフラストラクチャーは共有しつつ、どこまでも独立精神を保っています。

Habitat 67

「ハビタット 67(Habitat 67)」写真提供:Taxiarchos228 CC by-SA 3.0

景色&建築

二本の大きな川の合流点にある島の街とあって、モントリオールは常に活発な商業流通と、コンスタントな芸術的・建築的影響に恵まれてきました。季節的変化の大きい街ではありますが、外の意地悪なほど厳しい気候を堂々と乗り越える、クオリティー高く、居心地の良さを考えたインテリアを得意とするのも、そのおかげあってなのかもしれません。大聖堂や教会装飾が多く見られるモントリオールは、旧ヨーロッパを垣間見せてくれる場所とも言われますが、前衛的で眩いばかりのアール・デコ様式、誇らしげに空へとそびえる高層ビル、そして間違いないブルータリスト様式の傑作「ハビタット 67(Habitat 67)」のような建物も。公園に恵まれた街は全体的に歩きやすく、なんとなく散策しながらも、「ここは曲線的なコンテンポラリースタイル、こっちは立派な住宅地。あっちはまたネオクラシカルな感じ」なんて調子で、建築ツアーが楽しめそうです。

地元っ子からのアドバイス

全長500kmの自転車用ルートが整備されたモントリオールは、ぜひレンタサイクルを活用して周りたい街。もっと豪華に楽しむなら、水路をチェック。川には様々なタイプの船やボート交通手段が用意されています。運河を下るなら、ぜひカヤックにトライ。カレッシュ(calèche)と呼ばれる馬車も見かけるかもしれませんが、これは近年動物保護論争の対象になっていて、あまり印象は良くないのでご注意を。意外に天気・気温が変わりやすいこともあるので、洋服のオプションはフレキシブルに。

Montreal

ダウンタウン・モントリオール(写真提供:Taxiarchos228 CC by-SA 3.0)

これだけ知ってれば大丈夫

一年で一番活気溢れるシーズンが訪れたモントリオール。夏は、朝から夜までできる限り屋外で楽しみきるのが地元流の過ごし方。通りでは数多くのヴァント・ドゥ・トロットワール(vente de trottoir)こと、ストリートフェアが行われ、ちょっとした小物や土産物を売っていたり、ストリートパフォーマンスが行われていたり、エスニックフードの屋台が出ていたり。グルメな方は、5月~10月の第1金曜日に行われる大型フードトラック・フェア「レ・プルミエ・ヴァンドゥルディ(Les Premiers Vendredis)」に合わせて訪問してもいいかもしれません。もちろん、カフェやレストランのテラス席に腰掛けて、屋外ブランチやカクテルタイムもいいアイデア。しっかり食べた後は、エクササイズがてら散歩して、旧市街の豪華な町並みを見て楽しめば時間の無駄もナシ!

ホテル

一般的に(特に夏は)川の近くに泊まるのが人気。景色はもちろん、涼しいそよ風と公園を行き交う人々のピープルウォッチングも楽しめます。でも、ここで紹介するホテルはどれも、たとえ川から離れていても、モントリオールのデザイン性の高さをしっかり見せつけてくれるおすすめホテルです。

Le Place d’Armes Hotel & Suites - boutique hotel in Montreal
旧港&旧市街
Le Place d’Armes Hotel & Suites

19世紀の威風堂々とした建物を改築して生まれた「ル・プラス・ダルム・ホテル&スイーツ」は、優雅な時代の名残と、誰もが恋に落ちる大きなバスタブやネオクラシカルなブラッセリーを組み合わせ、モントリオールの歴史をギュッと凝縮したような一軒。しかもコンテンポラリースタイルと居心地良さを洗練されたセンスを持って取り入れているから、近くのバシリカを見学してゴシック・リバイバル様式にすっかり染まった午後も、じんわりとリラックスして現代感覚とエネルギーを取り戻せるはず。

Le Petit Hotel - boutique hotel in Montreal
旧港&旧市街
Le Petit Hotel

規模は小さくても、その分魅力溢れる濃厚なボヘミアンスタイルをじっくり味わえるのがここ、「ル・プティ・ホテル」。アントノポウロス・ホテルグループの傘下にあり、後述の「オーベルジュ・デュ・ヴューポール」や「ホテル・ネリガン」の姉妹ホテルです。歴史の名残をいたるところに残す、市中心地の便利なロケーションもポイント。フロントデスクがビストロ・ベーカリーと兼用になっているような、小ぢんまりとしたホテルだけれど、アーチ型になったグラマラスな窓枠があったり、とにかく小さいものにこそ福があるのだと思い出させてくれる一軒です。

Hôtel le Germain Montreal - boutique hotel in Montreal
ダウンタウン
Hôtel le Germain Montreal

「ホテル・ル・ジェルマン」は、早くからモントリオールの一押しホテルとしてTabletでご紹介してきたホテルの一つ。この街のハイコンセプトなホテル改革を切り開き、もの静かなこの土地を、洗練された都市型の旅先として成長させるキッカケを築いたホテルと言ってもいいかもしれません。バーで出会う美味しいカプチーノや、館内レストラン「ル・ローリー・ラファエル」の飽きのこないグルメメニューなど、高級感あるケベック流のヒントが各所に見られます。元祖を求めるならここを選んで正解。

Auberge du Vieux Port - boutique hotel in Montreal
旧港&旧市街
Auberge du Vieux Port

街歩きを思い切り楽しみたい人は、チャーミングなプロムナードとセントローレンス川を目の前にした「オーベルジュ・デュ・ヴューポール」にチェックイン。1882年建造のレンガ&木で造られたこの建物はヴィンテージ感たっぷりで、外に広がる石畳の通りにもぴったり。しかも館内のどこにいても、オールドポートの景色やら素朴なワイン貯蔵庫など、魅力溢れる眺めが視界に飛び込んできます。屋上テラスから眺める街の美景もお見逃しなく。

Hotel 10 - boutique hotel in Montreal
ダウンタウン
Hotel 10

シェルブルックストリート・ウェストの番地が10番ということで、「ホテル 10」と名付けられたこのホテル。でもアールデコの要素をごくさり気なく取り入れたこの一軒は、ホテル満足度10点満点という意味でも通用しそう。ロケーションも便利なダウンタウン中心地。明るいモダニズムを基調にすっきりしていながらも温かみある仕上がりになったこの空間。その居心地の良さに旧市街が恋しくなることもまずなさそうだけれど、もし古い町並みを見たくなったら、徒歩でもアクセス可能な距離です。

Hotel Nelligan - boutique hotel in Montreal
旧港&旧市街
Hotel Nelligan

地元出身の象徴派詩人エミール・ネリガンが名前の由来となったこのホテル。レザー、不揃いのレンガ、ダークな木材など、深みあるリュクスな質感が主役となった空間は、見るからにロマンチック指数高め。プライベートテラスで椅子に腰掛けたら、口触りの良い赤ワインを味わいながら、例えば永遠の真実とは何か、なんてちょっとキザなテーマを熟考しつつ(または、するフリをして)、ネリガンのようなディープな詩人を気取ってみては。

Hotel Gault - boutique hotel in Montreal
旧港&旧市街
Hotel Gault

歴史には驚きが溢れているもの。ここ「ホテル・ガルト」は、かつてカーペット工場だったとは思えない大胆なまでにモダンな一軒。ビビッドな色彩と、体を包み込むようなフォルムの家具類が、ロフト風に天井高い客室でもワクワクとした会話のトピックになりそう。でもここでは、エネルギッシュ過ぎて落ち着かない、なんて心配はありません。見かけは元気でポップ感を前面に出した印象ですが、ガルトは質良いホスピタリティには温かみも大切であることをきちんと心得ていて、サービスも抜かりありません。

Hotel St. Paul - boutique hotel in Montreal
旧港&旧市街
Hotel St. Paul

ボザール様式のこの建物。デザイン好きの人なら、一目見ただけでも、とりあえず中に入ってみたくなるのは当然。そして内装を見回すと、なんとも無駄のないミニマル志向の「ホテル・セントポール」。かしこまった厳粛さや堅さはなく、その意外性が新鮮な一軒です。また、館内レストラン「ハンバー」は、ハムを創作的に取り入れたメニューがちょっと自慢で、手作りパスタや新鮮なシーフードも楽しめる店。地元っ子の間でも人気です。

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